一級建築士問題集

    暗記問題 > 施工 > 施工管理
  • [問題.1] (Q:1)
    工事業者が監理技術者を置く要件を述べよ。
    • [解答]
      特定建設業者が発注者から直接建築工事を請負い、そのうち、4000万円を下請けに外注する場合、監理技術者を置かなければならない。
      ※建築一式工事の場合は6000万円
  • [問題.2] (Q:2)
    工事業者が主任技術者を置く要件を述べよ。
    • [解答]
      監理技術者を置く要件以外はすべて主任技術者を置く。
      ※下請業者は請負金額に関係なく主任技術者を置かなければならない。
  • [問題.3] (Q:3)
    工事請負契約書に添付される設計図書とは何か。
    • [解答]
      ①設計図
      ②仕様書
      ③現場説明書
      ④質問回答書
      以上である。

      ※請負代金内訳書・施工計画書は設計図書ではないが工事請負契約書には添付する書類である。
  • [問題.4] (Q:4)
    設計図書の優先順位を述べよ。
    • [解答]
      1. 質問回答書
      2. 現場説明書
      3. 特記仕様書
      4. 設計図
      5. 標準仕様書
  • [問題.5] (Q:5)
    設計図書に工事材料等の品質が明示されていない場合は、どのような材料を使用するべきか。
    • [解答]
      設計図書に品質が明示されていない場合は、中等の品質のものとする。
  • [問題.6] (Q:6)
    現場代理人が受注者の代わりに行使できない権限は何か。
    • [解答]
      ①請負金額の変更
      ②工期の変更
      ③請負代金の請求または受領
      ④工事関係者についての発注者の異議の受理
      ⑤工事の中止・この契約の解除および損害賠償の請求
  • [問題.7] (Q:7)
    監理者の職務を述べよ。
    • [解答]
      ①工事が設計図書等に合致しているかどうかの確認
      ②説明図、詳細図を受注者に交付
      ③施工計画の助言、施工図・材料・設備などの検討および承認
      ④施工についての指示や立会い
      ⑤出来高払い、完成払いの請求書の審査
      ⑥引渡時の立会い
  • [問題.8] (Q:8)
    クレーンやリフトで使用する荷受け構台は資材置き場としてりようできるか?
    • [解答]
      材料置場として兼用することができる。
  • [問題.9] (Q:9)
    クレーンによる作業を行う前に点検が生じる事項を述べよ。
    • [解答]
      ①秒速30mを超える風が吹いた後にクレーンを使用する場合は点検が必要

      ②中震度以上の地震の後にクレーンを使用する場合は点検が必要
  • [問題.10] (Q:10)
    施工計画は誰が決定するか。
    • [解答]
      原則、設計図書に指定がある場合を除き、施工者が決定する。
      必要である場合は、監理者と協議して決定する。
  • [問題.11] (Q:11)
    施工計画書は、誰が、いつまでに、誰に提出するか。
    • [解答]
      施工計画書は、施工者が、工事着工までに、監理者へ提出する。

      詳細な計画は工事着工後、必要に応じて監理者へ提出する。
  • [問題.12] (Q:12)
    施工計画書における、基本工程表とは何か。
    • [解答]
      工事の進捗を記載し、工程に合わせて必要になる、施工図・見本等の承認、検査、立会い等の日程を記入したものである。

      ①工事着工前に監理者の承認を得る
      ②工事の進捗に合わせて予定を管理者に報告
  • [問題.13] (Q:13)
    契約に基づく条件変更により、実施工程表を変更する必要がある場合、どのような方法をとるべきか。
    • [解答]
      実施工程表(基本工程表ではない)を変更する場合は、実施工程表を遅滞なく変更し、当該部部の施工に先立ち、監理者の承認を受ける。
  • [問題.14] (Q:14)
    施工計画における、総合施工計画書とは何か。
    • [解答]
      仮設資材や工事用機械等の配置計画をおこない、近隣環境に支障のない施工計画であることを確認するもの。

      ①総合施工計画書は作成後、監理者に報告
      ②設計図書に指定された仮設物がある場合は、監理者の承認が必要
  • [問題.15] (Q:15)
    工事中に工事用図書のとおり実施されていない疑いがある場合、誰が誰に対してどのような方法で破壊検査を実施できるか。
    • [解答]
      破壊検査は、発注者 又は 管理者が 受注者に対して通知して破壊検査を行うことができる。

      ※承認ではない。
      ※相当の理由がなければできない。
  • [問題.16] (Q:16)
    工事の追加・変更に伴い請負金額を変更する場合、どのような方法で変更するか。
    • [解答]
      ①減少する場合は、監理者の確認を受けた内訳書の単価で減少する。

      ②増加する場合は、変更時の時価により増加する。
  • [問題.17] (Q:17)
    横線式工程表(バーチャート)とはどのような工程表か。
    • [解答]
      横軸に工期、縦軸に作業名を列記した工程表である。

      ①見やすいという点から総合工程表として用いられる。
      ②作業の順序関係に曖昧さが残る。
      ③後期に影響する作業がどれであるかはつかみにくい。
  • [問題.18] (Q:18)
    ネットワーク式工程表とはどのようなものか。
    • [解答]
      作業工程の全体工事(プロジェクト)を単位作業(アクティビティ)に分解し、これらを施工順序に従って矢印と丸印で表す網状図である。

      各作業間の相互関係、所要日数、作業開始、終了時期がわかり、総合的に計画管理が可能。
  • [問題.19] (Q:19)
    工程表作成における注意事項をいくつか述べよ。
    • [解答]
      ①気候、風土、習慣等の影響
      ②施工計画書、製作図や施工図等の承諾の時期
      ③主要材料等の現場搬入時期
      ④試験の時期及び期間
      ⑤検査や立会いを受ける時期
      ⑥電気設備や機械設備等のその他工事の工程
      ⑦各仮設物の設置期間
      ⑧上記の各事項に対する余裕